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サムネイル制作時間を約50%削減。maruo vintageがPhotoroomで“世界観を諦めなくなった”理由

Photoroom導入前のmaruo vintage

  • サムネイルやSNS投稿用画像の撮影準備・構図づくりに時間がかかっていた

  • 小物準備、自然光のタイミング待ち、手作業での画像編集など、画像制作の負担が大きかった

  • 少人数運営の中で、理想のビジュアル表現に十分な時間をかけられないことがあった

  • 世界観を大切にしたい一方で、撮影・編集の時間不足により、表現を諦める場面があった

Photoroom導入後の変化

  • サムネイル制作時間が約2時間から約1時間に短縮

  • 既存の商品写真を活用し、AI背景生成で新しいビジュアルを制作

  • SNS投稿用画像は約15分で生成できる日も増加

  • バーチャルモデルにより、モデル撮影なしで新しい着用提案が可能に

  • “時間がないから諦める”のではなく、世界観を保ちながら発信を続けられるように

maruo vintageは、「ストーリーあるものづくり」をテーマに、ヨーロッパのヴィンテージパーツやデッドストック素材を、現代のライフスタイルに馴染む形でアップサイクル・リメイクしているコスチュームジュエリーブランド。2015年にスタートし、現在は代官山の実店舗とオンラインストア(BASE)、百貨店のポップアップイベントなどで販売を行っています。

少人数で、デザイン・制作から販売、SNSでの発信までを一貫して手がけるmaruo vintageにとって、写真は単なる商品説明ではありません。ブランドの世界観や、ひとつひとつの商品に込めた物語を伝えるための大切な接点です。

「ECやSNSでの発信において、写真の印象や世界観をとても大切にしています。もっと商品の物語が伝わる表現をしたい。でも時間が足りない。そんな中で出会ったのがPhotoroomでした。」— 萩原氏

“世界観を諦めない”ための効率化

maruo vintageでは、オンラインショップ用のサムネイル(商品一覧で最初に表示される商品画像)、商品の詳細写真、SNS投稿用画像、メルマガのビジュアルなど、用途ごとに多くの画像制作が必要です。

導入前は、背景に使う小物を用意し、構図を考え、自然光のタイミングを待ち、必要に応じて画像編集ソフトで調整する流れでした。特にサムネイルやSNS投稿用の写真は、「画面で見たときに目を引くものにしたい」という思いがあるからこそ、撮影の準備や構図づくりに多くの時間を使っていました。

オンラインショップ用の写真は、詳細写真の撮影、着用写真の撮影、編集、サムネイル制作を含めると、合計で半日ほどかかることも。以前は1商品につき1時間ほどかけて画像編集ソフトで背景を合成し、サムネイルを制作していた時期もありました。

Photoroom導入後は、詳細写真用に撮影した画像を活用し、背景だけを生成してサムネイルに差し替えるワークフローに。これにより、サムネイル用の撮影そのものが不要になりました。

サムネイル制作時間は、おおよそ2時間から1時間へ短縮。画像を読み込んでから切り抜き・背景生成まで、操作に慣れてからは1枚目の生成が1分半〜2分ほどで完了するようになりました。

「時間がないから、とこだわることを諦めなくていいのが本当に嬉しいです。」— 萩原氏

“正確さ”と“世界観”を使い分ける

Photoroomを使う中で、maruo vintageが大切にしているのは、すべての画像をAI背景に置き換えることではありません。

商品の細部や素材感を正確に伝える詳細画像では、実物背景での撮影を重視。一方で、サムネイルやInstagram、メルマガなど、ブランドの世界観や第一印象を伝える場面では、AI背景生成を活用しています。

アクセサリーのように小さく複雑なデザインのものは、生成背景によって影の落ち方が不自然に見えることもあります。そのため、ECサイトでは素材感・形・色を忠実に再現し、お客様が実物を手に取ったときに違和感を持たないことを大切にしています。

一方で、サムネイルやSNSでは、商品名や世界観に合わせたビジュアル表現に挑戦。商品そのものの魅力を守りながら、背景や光、空間によって「一目で気になる」印象をつくっています。Instagramでは、商品のストーリーやコンセプトをより印象的に伝えるため、現実の撮影では表現が難しい世界観やアート性のあるビジュアルをAIで表現することもあります。

「Photoroomは、単なる画像編集ツールではなく、商品の魅力やブランドの想いをお客様に伝わる形へ“翻訳”してくれる存在だと感じています。」— 萩原氏

maruoらしい世界観を、短時間で安定してつくる

maruo vintageの直営店は、「L'atelier de la BELLE EPOQUE」。ベルエポック期のアトリエをイメージした空間です。ショップページでも、「おばあちゃんのジュエリーボックス」を覗いたときのような、少し懐かしくて、宝物が詰まっているような雰囲気を大切にしています。

Photoroomで背景を生成する際も、世界観を保つためにシンプルなルールを設けています。

たとえば、「大理石の上」「アンティーク鏡」「香水瓶」といった、maruoの世界観から自然に連想できる言葉をプロンプトに使用。色味は、ボルドー、深いグリーン、ブラウンなど、ブランドらしいトーンに寄せています。

画像内でテキストを使う場合も、基本的には明朝体に統一。写真や紹介文でも、物語を感じさせる言葉を選ぶようにしています。

こうしたルールにより、Photoroomを使ってもブランドの雰囲気がぶれず、短時間で統一感のあるビジュアルを作れるようになりました。

「忙しい日々の中でも、自分たちらしい世界観を大切にしながら、無理なく続けていけることがとても大事だと感じています。」— 萩原氏

SNSやメルマガにも広がる活用

Photoroomの活用は、ECサムネイルだけにとどまりません。

Instagram用の投稿では、以前は背景を用意して撮影し、編集して文章を作るまでに合計1時間ほどかけていました。Photoroom導入後は、画像生成自体が15分ほどで済む日も増え、過去の写真を背景変更して再活用することもできるようになりました。

1枚でも新しく、きれいな写真が入ると保存数が上がるため、生成画像を投稿の最初の数枚に入れ込み、その後に過去の写真を組み合わせる運用も試しています。

また、週3回配信しているメルマガでは、開封してすぐに目に入る1枚目の印象を重視。その日の内容に合わせてビジュアルを作ることで、読者を自然に世界観へ引き込む表現にもPhotoroomを活用しています。

「メルマガでしか見られない世界観があると、少し特別な体験になると思っています。」— 萩原氏

バーチャルモデルで、新しい着用提案へ

maruo vintageでは、着用画像にもPhotoroomの可能性を感じています。

常連のお客様の中には、萩原氏自身のサイズ感を基準に商品をイメージする方も多いため、実際の着用写真を大切にしています。一方で、ヘアゴムやピアスなど、試着が衛生的に難しい商品や、撮影の手間が大きいシーンでは、バーチャルモデルが大きな助けになっています。

従来はブランドの世界観に合わせたドレッシーな着用画像が中心でしたが、Photoroomのバーチャルモデルを使い、Tシャツに合わせたカジュアルなスタイリングを生成。その画像を使ってメルマガで“カジュアルダウン”をテーマに配信したところ、「シンプルなTシャツ合わせをやってみたい!」というお客様からの反響があり、カジュアル派の方の購入にもつながりました。

撮影の手間をかけずに、これまで撮影してこなかった新しいスタイリングを提案できる。これは、Photoroom導入後の大きな発見でした。

さらに、AI着画生成では、モデルの髪型、服装、背景の世界観をプロンプトで変えられるため、複数のスタイリングバリエーションも作成可能に。オンラインショップの商品ページでは「着用コーデのおすすめ」欄を設け、生成した着画でバリエーションを紹介するようになりました。

お客様が「自分が着用して出かけたときのイメージ」をより具体的に想像できるようになり、購入を迷っている方の背中を押すことにもつながっています。

導入の成果と効果

サムネイル制作時間を約50%短縮

サムネイル制作は約2時間から約1時間へ。既存の商品写真を活用し、背景のみを生成することで、撮影準備そのものを減らせるようになりました。

“クリックしてもらえるライン”を安定して作れるように

maruo vintageでは、商品ページへの最初の1クリックにつながるサムネイルを重視しています。完璧な100点の画像を毎回作るのは難しくても、「気になるな」と思ってもらえるラインまで短時間で安定して到達できることが、Photoroomの大きな価値になっています。

気持ちの負担が軽くなった

導入後に一番大きく変わったのは、作業時間だけではありません。写真づくりへの心理的なハードルが下がり、新しい表現にも挑戦しやすくなりました。

新しいスタイリング提案が購入にもつながった

バーチャルモデルを使ったカジュアルスタイルの提案は、メルマガでお客様の反応を生み、カジュアル派の方の購入にもつながりました。撮影の手間を増やさずに、新しい見せ方を試せることは、少人数で運営するブランドにとって大きな可能性です。

「こういう画像が作りたかった、という画像が作れて、今はもっと、より素敵な表現がしたいと制作意欲を取り戻せました。」— 萩原氏

今後の展望

maruo vintageにとって、Photoroomは効率化のためだけのツールではありません。限られた時間や人数の中でも、ブランドの世界観を守りながら発信を続けるための心強い存在です。

今後は動画にも挑戦し、商品やブランドの世界観をより豊かに伝えるビジュアルづくりにも取り組んでいく予定です。

「限られた時間や人数でも、世界観を大切にしながら発信を続けたい方におすすめしたいです。」— 萩原氏

Aisha Owolabiシニア・コンテンツマーケティングマネージャー
サムネイル制作時間を約50%削減。maruo vintageがPhotoroomで“世界観を諦めなくなった”理由

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